代替療法・統合療法を実践する医師へのインタビュー

ドクターキンタナ(Dr. Quintana)へのインタビュー 2010年9月

Natural Therapies and Spa
Dr. Ernest Quintana, MD
私はドンスバック先生(補足1)と一緒に18年間、1万人以上のガン患者に様々な代替療法を施してきた。それこそ、一時話題になった「鮫の軟骨」も試してみた。とにかく、この18年間に登場した治療法の大半を試したと言ってもいいくらいだ。その結果、ガン治療に圧倒的に効果が高いのは、IPT療法(補足2)だという結論に達した。

IPTを一週間やっただけで、症状が劇的に改善するケースもある。今まで11年間、5千人以上の我々のガン患者がIPTを受けているが、治療を受けてから5年間でガンが縮小あるいは消える割合が、IPT以外の代替療法でだいたい30%ぐらいであるのに対して、IPTの場合は60%くらいに跳ね上がる。IPT以外の代替療法の30%というは、抗がん剤やX線といった"通常療法"に比べれば、かなり高い数字だと思うが、この2倍の60%にもなるIPTは非常に優れた療法だと我々は自負している。
IPTの効果をさらに上げるためにために、これと並行して、ガン細胞を衰弱させる集中温熱療法や食事療法、体から毒素を抜き取るキーレーション療法などもやっている。これらの療法も、それだけでガンの治療に効果があるものだ。詳しくは我々のクリニックの治療法の一覧をご覧いただきたい。

ここのクリニックの治療だけでなく、アフターケアのホーム・プロトコルにも力を入れている。食事の注意点を始め、一人一人の病状に応じたサプルメントを支給する。疑問点は電話でもメールでも24時間対応だ。プロトコルだけでなく、一度我々のクリニックにいらした人は、一生ケアをさせていただくつもりだ。

もうひとつの我々の自慢はこのクリニック自体だ。小高い丘の上に建てられ、ティワナの町から、遠くはサンディエゴまで一望でき、まさに絶景だ。もちろん一人一部屋、ゆったりと広く、病院という感じはまったくなく、家庭的な雰囲気が売り物だ。患者の家族も泊まっていける。

常駐スタッフは医師が5人、看護婦は3人。ガンの特殊な食事療法とはいえ、食事の味を楽しむのはがん患者にとっても非常に重要だ。そのため腕のいい専属シェフを2人雇っている。

それから、英語かスペイン語が話せない人のために、何人かの地元在住の日本人通訳と契約している。ともかく、治療を受けるか決める前に、血液検査やCTスキャンをするので、是非一度クリニックを訪ねていただき、施設やスタッフをご自身の目で確認していただきたい。